水は限りある大切な資源です
毎日なにげなく使っている水ですが、浄水場や下水処理場で水を処理するとき、家庭や学校に水を供給するときなどに、たくさんのエネルギー(電力)が使われています。
つまり、わたしたちが水を使えば使うほど電力が必要となり、たくさんの電気を作るために多くの二酸化炭素(CO2)が排出されてしまいます。
わたしたちが使うことができる水の量
宇宙から見た地球は青く輝き、「水の惑星」とも呼ばれています。実際、地球の表面の3分の2は水で覆われていて、およそ14億立方キロメートルの水があると言われています。しかし、その大部分は海水であり、淡水はわずか2.5%程度に過ぎません。また、この淡水の大部分は南極や北極地域などの氷や氷河として存在しているため、地下水や河川、湖沼などの水として存在する淡水の量は地球全体の水の約0.8%に過ぎず、さらにこの大部分は地下水であるため、河川や湖沼などの人が利用しやすい状態で存在する水に限ると、その量は約0.01%(10万km3)でしかないのです。
※引用:国土交通省HP 世界の水資源